国道２４６号、秦野市と松田町の境界あたりの寄入口交差点を北側に入って１０分ほどに寄（やどりき）バス停、折り返し場と寄自然休養村管理センターがある。
近くに運動広場の駐車場があるが、案内看板ではハイカー用ではない感じだし、ほぼ満車だったので、さらに先に５分ほど行って寄大橋の手前に車をとめる。一般車はこの先通行止め。

３０分歩いて寄バス停まで戻り、大寺橋（中津川）を渡って、集落を抜け茶畑を過ぎ、植林の中を上ると大寺橋から１時間ほどでシダンゴ山に着く。

山頂は広々とした草地で周囲はぐるっとアセビがイッパイ。かなり広範囲に植栽（多分）されている。
丹沢の山々、相模湾など３６０度の展望があるが、植林やアセビでちょっと遮られる。

石祠と並んでシダンゴ（ウ）山由来の碑があり「欽明天皇の代、仏教宣揚の仙人が居住していて、この仙人をシダゴンと呼んだことから転じてシダンゴウ（震旦郷）というようになったともいう」ことらしい。



富士山は、山頂に着くと正面（西）に見えるが、近くのダルマ沢ノ頭にかなり隠れる。植林のスギにも隠れる。


下山は西に下りて、林道を横断して急な鉄階段を上り植林の中をひたすら登るとダルマ沢ノ頭に着くが植林の中で展望は全くない。
標高８８０ｍでシダンゴ山（７５８ｍ）より高い。

かなりの急坂を下って、先に横切った林道に合流して左に行くとすぐに林道秦野峠がある。


秦野峠は伊勢沢ノ頭方向に上った所にあり、ここは林道秦野峠。

西側の山あいが開けて富士山が見えるが、すぐ近くの山に隠れてシダンゴ山と同じように見える。

丹沢湖の玄倉から寄を結ぶ林道秦野峠線の中間点で、「昔」バイクで来たような記憶があるが、今は一般車通行止。

案内図では寄まで６ｋｍ。舗装の下り坂、途中一生懸命？歩いたりして５０分で林道終点（始点）のゲートに着く。
すぐ先の寄大橋を渡って駐車場所に到着。

朝、塔ノ岳あたりに登るつもりでいたが時間がおそくなってシダンゴ山にしたが、１１時から歩き始めて１２時３０分シダンゴ山、午後２時頃が林道秦野峠。一日中雲ひとつない絶好の天気なのに、ほとんど植林の中を歩くのはもったいなかった。