富士山を見る

各地で見えた富士山のコンデジ画像です。 ・・・・J:COMブログ「富士山撮ったど-」から引っ越し中・・・・   

2014年09月

 9月29日

いい天気だ!・・・ スーパーカブだ!

国道20号 笹子トンネルを抜けて勝沼あたりに来ると、きれいに見えるだろうと思っていた南アルプスなどがすっかりかすんでいる。
甲府まで来てもまわりの山々すべてかすんで春の霞の感じだ。

14092901
甲府、山の手通り愛宕山への入口からの富士山。
かすんでいるのを見て、すぐに27日の御嶽山噴火の噴煙の影響かと思って走ってきたが、上空は明るいし違うのだろう・・・甲府盆地の現象かな?

なんとなく昇仙峡あたりに行こうと思ってきたが、「御嶽山を見たい」となって、車道から見える所・・・で思いついたのがビーナスラインの車山あたり。
かなり遠いが行先は決まった!


長野県茅野市、白樺湖からビーナスラインを西方向に行き、車山高原スキー場入口を過ぎたあたりから左手側に八ヶ岳の右に富士山が見えてくる。


14092902
霧ヶ峰富士見台。  スキー場入口からここまでに駐車スペースが5~6カ所あるが、ここは売店があり広い。眺望もいい。
左は八ヶ岳、右は鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳。南アルプスは奥(南)に伸びる。


14092903
八ヶ岳の南端、編笠山の奥に富士山。かすんでいる。(画像は他の駐車スペースから)



14092904
霧ヶ峰富士見台から1kmほど先の車山肩からの御嶽山。



14092905
肉眼では噴煙が確認できるが、かすんでいるのと逆光で、デジカメモニターではほとんど見えない。

野次馬気分でのこのこと噴煙見物に来たが、御嶽山の現場では懸命な救助捜索が続いているのだろう。
今朝(30日)の新聞では死者12人となっていたが、おそらくまだまだ増えると思える。なんとも痛ましい。
今となっては、これ以上の噴火が無いことと、いい天気が続くことを祈るしかない。


午後3時。朝からの走行距離190km。まだ190キロ走らねば!
  がんばれスーパーカブ110!  ガンバレ俺!

 9月27日 (2)

甲武信ヶ岳から北に急坂を下りる。
5分ほどで見落としがちな甲武信小屋への古い道標があった。帰りはここを行ってみよう。
そこから先はたいした上り下りもなく、シラビソなど針葉樹の多い苔むした林床の気持のいい樹林の中を行く。
「ホントに気持いいなー」

少し上りがキツくなってきたと思って進むと、樹林の中が小広く草地になっていてあっけなく三宝山山頂。甲武信ヶ岳から25分できてしまった。
1等三角点があり、2483m。甲武信ヶ岳より8m高い。
側面に埼玉県最高峰とある新しい山頂標柱があった。有名な甲武信ヶ岳のほうが最高峰と思いがちだが、そうではなかった。


14092701
一か所だけ樹林の切れ目があり、そこの踏み台ほどの岩にのると、木賊山、甲武信ヶ岳と富士山が見えた。すぐ近くに積み重なった露岩が見える。


14092702
三宝岩。
登山道を少し戻って、右に少し入った所に山頂から見えた岩があり眺めがいい。
画像正面に朝日岳と金峰山、右に小川山で、その間の奥に甲斐駒ケ岳など。
雲がかかってよく見えないが小川山の奥、左に木曽駒ヶ岳、右に御嶽山がある。

甲武信ヶ岳手前の分岐まで戻り、まき道で甲武信小屋へ。ここも気持のいい道だった。

甲武信小屋からは、木賊山のまき道で戸渡尾根に出て、15分ほど下ると崩落地があり絶好の展望が得られる。

14092703
左下方に広瀬湖が見え、あそこまで下りることになる。
少し休憩するつもりでいたが、ちょうど登ってきた3人グループが、なんだか大声をだしながら休憩が始まったので、当方は下山・・・トホホ

帰宅してから気付いた事だが、画像右、金峰山あたりの後に写っている雲は御嶽山噴火の噴煙かも・・・・・?
噴火時間は11時52分、撮影時間は11時58分。
手前斜面に隠れているあたりが、御嶽山の方向に思える。
あとで思いおこすと、(雲が出る天気でもないのに)雲が突然見えた感じで「あれ、おかしいな」と一瞬思ったような気がする。
近くの雲のような感じもしたので・・・・・違うかな?
ちょっと休憩していれば、雲?の広がりが見られたかもしれない。惜しい事をした。

戸渡尾根をさらに下って、近丸新道(戸渡尾根)と徳ちゃん新道に分かれる分岐につく。
徳ちゃん新道を登ってきたので、近丸新道を下りる。かなりの急坂を下りると砂防ダム下流で沢を渡るが、増水時は(靴を濡らさずに)渡れないかもしれない。
渡渉のあとは、トロッコの軌道が残っている所もあり、急坂ではないが沢に落ちる急斜面をトラバースする所が多いので足を滑らせると大変なことになりそうだ。
西沢渓谷の周遊路にでて駐車場に戻る。

 9月27日 (1)

甲武信ヶ岳(こぶしがたけ)は奥秩父山塊の代表的な山で、甲斐 武蔵 信濃の国にまたがる名前からして魅力的な山だ。

長野側の川上村毛木平から登ったことがあるが、山梨側からは時間がかかるイメージがあり躊躇していたが、日没が早くなる前にと思い行ってきた。

前夜出発。国道140号雁坂トンネル手前の「道の駅みとみ」で仮眠して、朝 西沢渓谷入口の駐車場に移動したが、500mもない距離なのでで道の駅に駐車してもよかった。道の駅の隣にも西沢渓谷用の広い駐車場があった。

ライトの要らないほどになって、5時10分出発。
徳ちゃん新道を登って9時40分、甲武信ヶ岳頂上。2475m。
標高1100mほどから標高差1375m。思っていたほど時間がかからず、危ない所もなかった。

14092704
南側の木々で、富士山は数メートル前におりないとよく見えないが、西側が180度開けて、なんと素晴らしい眺めだろう。  Yahoo!


14092705
山頂手前50m程の所は南側も開けて富士山の左方向も望める。
中央やや右は北奥千丈岳と国師ヶ岳、その右に朝日岳と金峰山、少し離れて小川山、ちょっとウスく見える八ヶ岳。後方には南アルプス、中央アルプスが連なる。
画面から外れて右(北)に雲がかかってきたが、北アルプスも見えていた。

登ってきた若い人が盛んに写真を撮っていたので「頂上はすぐ先ですよ」と教える?と、「三宝山は行かれましたか?」と言われる。三宝山は埼玉県で一番高い山で、甲武信ヶ岳より高いので、そこまで行くとの事。
山頂の三宝山への道標に「埼玉県最高峰」と小さく載っていたのを見ていたが、行く気がないので気にも留めていなかった。

甲武信ヶ岳より高いとなれば行ってみようかな・・・。

山と高原地図(1996年版)を見ると、行き 戻りとも40分となっていて、まだ10時20分なので三宝山までいくことにする。

 9月19日

暑い暑いと思っていた夏も8月の終り頃から急に涼しくなり、残暑も無く秋になってしまったようだ。
それでもまだスッキリとした秋ではなく、相模原や高尾あたりの山に登っても富士山の見える日はほとんどない。

(一部分の構成資産が)世界文化遺産になってチヤホヤされている富士山。
ドロナワ感のある入山料(正式には環境保全協力金らしい)の徴収。
任意なので払わなくてもいいようだが、無視するとちょっと気が引ける感じになるかな・・・。
八合目から上は富士山本宮浅間大社の所有地なのに、自治体(関係組織かな?)がお金を取っていいの?(登山道などは所有地から除外らしい)
登るにしても時期時間をずらせば支払いの機会がないのだが、考え抜いた?結論・・・・・登らないことで環境保全に協力!!。


富士山頂のかわりに宝永山に行ってきた。

14091901
富士山スカイラインの水ヶ塚駐車場に車をおく。
8月のマイカー規制の時は、ここでバスに乗り換えなので大混雑だったと思えるが、朝6時過ぎ大駐車場には車が1台とまっているだけだった。
どんよりとした曇り空で、富士山は薄い雲で見えたり隠れたりしている。

道路反対側にある遊歩道入口から富士山に向かって樹林の中を歩く。
富士山自然休養林歩道と富士山須山口登山歩道の道標があるので迷うことはなく、険しい所もない。

駐車場から2時間30分ほどで、御殿庭の樹林を抜けると、樹がなくなり富士山と宝永火口が目の前に現れる。

14091902
宝永第二火口縁の分岐。
右に第二火口、その上が第一火口(壁)、さらに上が富士山八合目から上。右が宝永山。
分岐を左に林の中を通って行くと新五合目駐車場に行ける。

砂礫の滑りやすい斜面を10分ほど登ると第一火口縁分岐。
須山口登山道の道標の柱に四号五勺の表示があるが、古くからの須山登山道は宝永大噴火で五合目あたりは消滅、現在の御殿場口登山道方向に続いていたようだ。
右に下りて行くと10分ほどで第一火口の底部 2420m。


14091903
火口底部からザクザクの火山礫の道を40分ほど登ると稜線(尾根)に出る。
迫力の火口壁が一望できる。1枚の写真では半分ほどしか撮れないが、左下に火口底部へと続く。
尾根を挟んで反対側には御殿場口登山道 大砂走り下山道のある斜面がある。

ほぼ水平の尾根を右に行くと宝永山。

14091904
少し下り気味になった所に大きな方位盤があり、宝永山山頂 2693m。水ヶ塚駐車場から3時間50分。
以前来た時、方位盤はバラバラに壊れていた。きれいに修復(新規製作かな?)されているが、下部の砂が流出して浮いた感じになっていた。

富士山頂とは(平面)距離約2.6km、標高差約1080m。
富士山の斜面からほんの少し離れているからか、火口壁を包み込んで不思議なほど富士山のカタチの富士山だ。


帰りは、富士宮口登山道六合目 五合目駐車場を回って第二火口壁分岐に戻るつもだったが五合目駐車場から少し入った所に「村山古道」の札があったので、そこを下りてみたが、頻繁に倒木がありかなり楽しめた? 山と高原地図(2010年版)を見ると赤実線なのだが。
高鉢コース ガラン沢コース、車道歩きで水ヶ塚駐車場に戻る。

��������������若�吾��������������