２月１７日

大月・上野原あたりの桂川(相模川)沿いに、いくつもの御前山がある。今回は大月の駒橋から登る富士山がよく見える御前山へ行ってきた。

中央線大月駅から国道２０号に出て左(猿橋方向)へ１ｋｍほど行くと駒橋交差点があり、ここから始まる大月バイパスを横断して左へ行くとすぐに「厄王山道」の石碑がある。(帰宅後、画像をみると小さく「従是拾六町」の刻字もあった。１町＝60間、１間＝1.8ｍ　1.8ｘ60ｘ16＝1728　１.８ｋｍほどだろうか）
そばにある大月市の道標は「御前山 厄王山奥の院」と指している。

里宮(下社？前宮？)の厄王大権現は国道の反対側にあり、大月駅からくると駒橋交差点手前、斜め左の旧道に入るとすぐにある。


石碑の所から１０分ほど林道を行くと、コンクリートで覆われた発電所の水路があり、そこを越えて登山道に入り３０分ほど登ると大きな岩に張り付いた建物の前に着く。
厄王大権現奥の院で、中は岩屋になっていて小さな祠があり、小さな狛犬、小さな鳥居もある。
厄王山十合目の標柱があるので、ここが厄王山なのだろうか。

岩だらけの山腹を回り込んで尾根に出て少し登ると右側に御前山がある。
頂上は腰を掛けるのによさそうな岩が並んでいるがその先は絶壁になっている。
北から西にかけて少し樹が邪魔になるが、ほぼ３６０度の展望だ。
手前は九鬼山にかけての尾根。
画像から外れるが左(南側)に前道志、その奥に道志の山々が一望できる。



曇り空で富士山はスッキリしないがよく見える。
左は鹿留山と杓子山の山塊。

「こっちの方がいいわよォー　富士山よく見えるしー」「わぁー　キレイ」
５分ほど後に登ってきた７～８人の元気なオバサングループのランチが始まって、人見知り？なオジサンあえなく撤退。

下山は猿橋駅に向かう。途中の神楽山は三等三角点があるが、灌木の中で展望はない。