富士山を見る

各地で見えた富士山のコンデジ画像です。 ・・・・J:COMブログ「富士山撮ったど-」から引っ越し中・・・・   

2012年05月

富士山須走口登山道五合目の上の段の駐車場の奥から歩く。
新しい案内標識があり、「須走まぼろしの滝→20分」正式名称?は平仮名。英語 中国語 韓国語の表示もあり、中国語では「須走幻影之瀑布」・・・なるほど。
はじめのうちは少しのぼり道で、樹林を抜けるとほぼ水平に斜面を横切るが、道沿いにロープが張ってあるので迷うことはない。

20分ほどで岩だらけの沢のそばに着く。ここにも新しい4ヵ国語の説明板がある。
  12052703 12052703  


沢に近づくと、音をたてて流れ落ちる「滝」の上部が見えるが、雪がまだ沢を覆っていて、滝壺(あるのかな?)のほうはまったく見えない。
12052704
残雪がなくなると落差10mほどの、立派な滝が見られるのではないだろうか。下流にも段差がありそうだが、そこもまだ雪の下。
写真を撮りに来ていたいた人の話では、先週はほとんど流れはなかったとの事。今年は雪が多く例年より半月ほど遅れているのかな?


案内板から上流に行くと2~300mにわたっていろいろな水の流れが見られたが、沢の本流はまだ雪に覆われていると思われる。(12:20~13:00)
「平べったい」富士山は伊豆岳と成就岳の双耳峰?に見える。
12052705

12052706

12052707


写真家気分で、あちこち歩いていたら、
下流から 「どけッ」
三脚の写真家様に怒鳴られた。
心の中で 「お前も どけッ」

富士山須走口五合目の2軒の山小屋の前を通り、すぐ先で頂上への登山道から右に分かれる小道に入り、樹林の中を20分ほど行くと前方がパッと開けてたくさんの石が積まれたケルンが目に入る。
その先に砂礫の小山があり小富士頂上。(1979m)
12052701
振り向くと「すぐそこ」に富士山。
富士山の中腹なのに、まだしっかりと富士山のカタチがうれしい。

12052702
頂上部分は左から成就岳 伊豆岳 大日岳、久須志岳の頂上は見えているのかちょっとわからない。1段下がったところに白山岳が見えているはずだ。
目を凝らして見ると、吉田口 須走口頂上直下から八合目あたりでスキーをしている人たちがゴマ粒ほどに見える。(双眼鏡を持ってこればよかった)

今日の目的は幻の滝だが、滝は午後のほうが現れやすいらしいので、時間つぶしに小富士にきてみたが、予想以上に雲が広がらず、いい富士山を見られた。

茅ヶ岳頂上から見ると北側の間近に双耳の峰の見え、左の奥が金ヶ岳頂上。
茅ヶ岳から、いったん急降下して登り返して40分ほどで金ヶ岳。
西側が開けて甲斐駒ケ岳、鳳凰三山が雲の上に見える。

富士山は西にチョッと下ればよく見えるところがある。
12052003

12052005
ちょうど茅ヶ岳の上に見える。
茅ヶ岳で見たより少しはよく見えたが、近くで雲がではじめてきた。

茅ヶ岳に戻ったが、富士山は雲に隠れてしまった。
下山は、防火帯になっている尾根をくだる。


12052006
深田記念公園
『百の頂に 百の喜びあり 深田久弥 




追記
    2016年11月5日

16110504

中央道韮崎ICを出て、県道(昇仙峡ライン)を7kmほど行くと左側に深田記念公園・茅ヶ岳登山者用の駐車場がある。奥行がありかなり広く、50台位はとめられそうで、トイレもある。
以前に来た時は、路肩の空き地に駐車したと思うが、最近(でもないか?)の百名山ブームで作者の深田久弥終焉の地として茅ヶ岳の人気がうかがえる。

駐車場の奥から林道を少し行き深田公園(東屋が見える)の手前を右にいき2時間ほどで茅ヶ岳頂上。途中の女岩の水場は落石が多く立入禁止になっていた。

ちょうど腰掛によさそうな石がゴロゴロしている頂上は、大きな樹はなく360度見渡せるが、残念ながらかなりかすんでいた。
12052001
南アルプス、八ヶ岳、金峰山辺りは雲の上にハッキリ見えた。富士山も雲の上に見えるが、デジカメのモニターに映らない位にかすんでいる。(正面にうすく写っている)

去年の4月に設置されたらしい直径1mほどの見た事のないタイプの方位盤があった。
方位盤というより「円形立体地図」で、しかも色はついているが地名の無い白地図。シロートには富士山しか分からない。
しかも壊したのか壊れたのか、富士山は爆発?崩落・・・カナシィーー


外枠に取って付けたように小さく山名の説明があるが、一般的な方位盤のように外周に山の形と山名があれば、山座同定しやすく地図から地形や位置関係も分かり面白い方位盤になるかも?。 材質的に耐久性にはちょっと?・・・(シロートの独り言)

かすみは取れそうになく、金ヶ岳までいって帰りには晴れていることを期待して、北側にある金ヶ岳へ行くことにする。


12052002

鍵掛峠から西湖に向かって下りてくると『西湖いやしの里根場』のそばに出る。

12050506
茅葺屋根と富士山・・・「あーー 心がいやされる」・・・と、しよう。



12050507
有料の観光施設で、川沿いに茅葺の家が集落のように再現されている。


「受付で入館手続きをするように」の注意書きがあるが、柵があるわけでもなく、どこからでも入れて通り抜けぐらいは出来そうだが、気の小さいオジサンは外周を遠回りして川のそばに行き、そこから200mほどで西湖の駐車場に着く。

西湖西端の根場(ねんば)の駐車場に車をおき、鬼ヶ岳、雪頭ヶ岳への道を行く。
朝6時出発。

7時40分雪頭ヶ岳


8時、鬼ヶ岳
12050501
頂上は明るく開けて眺めはいいが、大きな岩が2つあり、グルッと見渡せない。
すぐ前に雪頭ヶ岳があるが、富士山はよく見える。
奥の岩を回り込んで、十二ヶ岳方向に下る。



8時25分、金山
12050502
カラマツ林が少し途切れて明るくなり、山頂の道標があり、頂上とわかるが、なだらかな尾根の途中の感じがする。
富士山方向だけ開けているが、樹が大きくなって、富士山は見えづらくなっているようだ。
十二ヶ岳へ行く分岐になっている。

8時35分、節刀ヶ岳への分岐。直進は大石峠 黒岳方向。


8時40分、節刀ヶ岳
12050503
左トンガリ山の十二ヶ岳と右のなだらかな金山を前景に「整った」富士山が見える。
雪頭ヶ岳はセットウガタケ。節刀ヶ岳もセットウガタケ。セッチョウガタケともいうようだ。


12050504
山頂よりチョッと手前の下段の岩場のほうが展望がよい。
黒岳から王岳まで御坂山塊が一望できる。


12050505
富士山頂部分は左端大日岳、その右久須志岳、中央白山岳、右端剣ヶ峰



鬼ヶ岳まで戻り、鍵掛峠まわりで根場に下りる。

��������������若�吾��������������