富士山を見る

各地で見えた富士山のコンデジ画像です。 ・・・・J:COMブログ「富士山撮ったど-」から引っ越し中・・・・   

2011年09月

台風の大雨で富士五湖の精進湖の近くに6個目の湖が出現。

精進湖の水位が上がるとできるらしい「赤池」で、今回は7年ぶり。
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国道139号の精進湖入口にある赤池信号交差点から500メートルほど富士吉田方向にある瀬々波橋から下を覗けば林の中に緑色の水面が見える。
湖というにはあまりにも小さいが、精進湖の水量に関連して出現するのがおもしろい。

瀬々波橋から富士山は、山頂部分がなんとか見える。
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今日は青空なのに富士山はかなりかすんでいて、我が「低性能デジカメ」でギリギリ写っていた。


赤池信号を精進湖とは反対側に入って4~500メートル行くと富士ふれあいの森(海老名市の施設)がある。
きょうはバイクなのでどこにでもとめられたが、もしかして施設の駐車場かもしれないが、数台駐車できる。
そこから5分ほど歩いて行くと赤池のそばに着くが、林の中で池全体は見えない。
水はきれいな透明で、水の中の草むらなどがそのまま見え、すぐ近くまでいっても水際がわからないほどだ。
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水面に映る瀬々波橋。 どこまで水面だろう?


少し高い所から見てみようと、国道陸橋側の斜面を登ったが見える所はなく、もしかして国道に出られるかなと思い林の中の急斜面を登っていくと瀬々波橋の袂にでられた。

車で、河口湖から北へ最近開通した国道137号バイパスを行き、御坂トンネルの手前で右に入り「御坂みち」を上ると御坂隧道があり、その手前に太宰治や井伏鱒二の逗留で有名な天下茶屋がある。

富士山の展望地としても有名で、一般的にはここを「御坂峠」と呼んでいるようだ。

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着いた時は富士山の頂上部分が見えていたが、アッという間に雲がかかってしまった。


天下茶屋の道路反対側にある登山道を2~3分上ると太宰の「富士には月見草がよく似合ふ」の碑があり、さらに15分ほど上ると尾根にでて、左 旧御坂峠、右 清八山の道標がある。
山と高原地図富士山2010版では、ここが御坂峠。左(西側)にある御坂山と黒岳の間に旧御坂峠がある。

右に進んで小さなピークを超え上り返すと右側が開けた所があり、富士山と河口湖がよく見えた。
富士山は、天下茶屋から見るのとほぼ同じ方向だが、標高は200mほど高い。(天下茶屋1300m、この地点149?m)
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富士山初冠雪
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雲はだんだんと増えてきたが、うっすらと「雪化粧」した頂上が雲間から見え隠れしていた。


清八山まで行ったが、富士山は雲に隠れてしまった。
帰りは清八林道をおりて、車をおいた三ツ峠登山口(バス停)に戻る。

  9月8日

白山岳は釈迦の割石あたりが危険な為に数年前からお鉢巡りのコースから外されて、立入禁止になっているようだ。
剣ヶ峰(3776m)に次いで高い3756mで、富士山を一つの山としなければ、日本第2位の高い山になる。

久須志岳の先から登れば10分ほどで二等三角点のある頂上に着き、富士山随一の360度の展望を楽しめる。

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画像は白山岳中腹からのもの。(頂上で撮ったものは風に煽られブレブレ)


11090804山頂部分の山名は、久須志神社から時計回りに大日岳、伊豆岳、成就岳、駒ヶ岳、・・・と思っていたが、神社の前に新しく「富士山の植生」という環境省の説明板があり、下半分が登山コースの地図になっていて、それによると朝日岳(大日岳)と成就岳が入れ替わって、神社のとなりは成就岳になっている。
七合目、八合目あたりの登山道案内板も神社のとなりは成就岳になっていた。
下山後、立ち寄った道の駅すばしりにあった登山ガイドパンフレットにも環境省の説明板と同じような地図が載っていた。


今年は閉まっていてわからないが、毎年久須志神社が開いている期間中、神社の前に設置される「不確か」な絵地図の案内板には(伊豆岳が無く)神社のとなりが成就岳になっているので見るたびに、修正しないのかなーと思っていたが、もしかして成就岳と朝日岳の位置は今まで上の画像のように思っていたのは間違いなのだろうか。
富士山本宮浅間大社のホームページにも似たような絵地図があり、山の位置関係は環境省の説明板にほぼ一致する。
画像の(浅間岳)は駒ヶ岳の別名との説が多いが、富士宮口頂上にある浅間大社奥宮の裏手にあるピークを浅間岳としてもおかしくないと思える。

ホームページによると、富士宮口頂上の神社は富士山頂上浅間大社奥宮で、久須志神社は奥宮の末社になるらしい。
「八合目より上は奥宮の境内地」ということは、富士山本宮浅間大社は富士山頂上の地主様?所有者?
山の呼び方も所有者のほうが正しいのかな???

  9月8日

他の山ではほとんど足が攣ることはないのに、富士登山ではよく攣り気味になる。
寝不足、上りばかり、空気が薄いなどいろいろ考えられるが今回も八合目手前あたりから怪しくなり、だましだましの登頂になった。

須走口五合目 5時25分。
八合目    9時。
頂上(久須志神社)10時40分。

頂上の久須志神社、山小屋は閉鎖されていたが、登山者は三々五々の感じで見かけられた。

久須志岳の展望方位盤から大内院越しの剣ヶ峰
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久須志岳は久須志神社からお鉢巡りコースを反時計回りに行くとすぐに左側(大内院側)の小高い所。
なだらかで、どこが頂上かわからないが、何かが建っていた土台と展望方位盤がある。
ハッキリとした踏み跡がないのでここに来る人は少ない。

休んでいると足の痛みもなくなり、お鉢巡りコースを歩いたが上りになると痛くなり、なにがなんでもの気力もなく、引き返して、白山岳を往復して、下山道を下りる。

お盆過ぎから台風が来たりしてスッキリした天気がなかったが、ようやく晴れマークだけの予報が出たので、富士山に登ってきた。

近くで見る富士山は何ヶ月ぶりだろうか。

5時過ぎに須走口五合目に着いたが下段の駐車場はほぼ満車で、上の駐車場にとめたが、ここも半分以上うまってる状態で、まだまだ登山者は多いようだ。


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2011.9.8  5:17

御来光の直前、富士山は頂上のほうからだんだんと赤く染まっていき、見事な赤富士が見られた。

もしかして縁起がいいんじゃないの

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