久しぶりに丹沢山に行ってきた。

宮ヶ瀬からヤビツ峠に抜ける県道の途中にある塩水橋先の路肩に駐車。

塩水林道の入口ゲートを入って林道終点の堂平まで１時間。
以前、車でここまで入れた時は何回も来たが、道標では５ｋｍの林道を、後半山道の近道を行ったが、歩いて１時間は意外と早く着いた。

丹沢三峰からの尾根に出る手前はかなり長く木の階段ができていた。新しいシカ除けのフェンスも目に付いた。
尾根には積雪があるが、すぐに丹沢山山頂に着く。堂平から１時間４０分。

青空で遠くに南アルプスも見えるのに、富士山の南側に雲があり、なんだかかすんだ感じで、手前の山々はもっとかすんでパッとしない。


蛭ヶ岳側すぐ近くにある小ピークからの富士山。
ここの方が、眺めが良い。

所々雪解けでグチャグチャの登山道を塔ノ岳へ向かう。

箱根関所南交差点から入った所の駐車場に車をおき、箱根外輪山を歩いてきた。

駐車場奥の遊歩道入口を進み、箱根旧街道の石畳の坂道を上る。
今日は積雪で全く石畳は見えなかった。恩賜公園近くの杉並木が有名だが、ここにも杉並木がある。
一度国道を横切り、また国道に出て右に行くと、すぐ道の駅箱根峠がある。
前方に富士山が見える。



道の駅の国道反対側の外輪山周回歩道入口をのぼる。
２～３０ｃｍの積雪があり１人か２人の足跡があったが、すぐ上の園地までで、その先は新雪で誰の足跡もない。
年甲斐もなく？こころときめく。

歩道は一旦かなり谷側に下って登り返し稜線に出ると、一気に明るく開けて海ノ平となる。

ハコネダケを広く刈り込んだ、なだらかな防火帯を行き一番高い所まで来ると前方に富士山が見えてくる。





山伏峠のそばの小高い山に上れば眺めが良いが、雲ってきたのでパスして周回歩道を進む。
三国山の手前で５～６人のグループとすれ違い、足跡ができてかなり歩きやすくなった。
三国山から湖尻峠は樹林の中で展望はよくない。

湖尻峠から芦ノ湖畔の深良水門に下りて、芦ノ湖西岸歩道で箱根の駐車場まで戻る。

津久井湖城山公園の駐車場に車をおく。

三井大橋を渡って、峯ノ薬師表参道口から峯ノ薬師に上る。
トイレの横がちょっと開けていて丹沢や石老山が見え、大室山の左にほんの少し富士山が見える。



薬師堂の横から奥に進み５分ほど上ったところにある奥の院の階段あたりでは大室山の左右に少し見え、奥の院までのぼると富士山は大室山の右に移ってしまうが樹枝で見えづらい。


三沢峠を過ぎると前方の尾根に隠れて富士山は見えなくなるが、西山峠の先のなだらかな山（西山？）からまた樹枝越しに見えてくる。大室山とは肩を並べる感じだ。（西山峠手前の泰光寺山の山頂からはかなり樹枝に邪魔されるが見える）



この先も関東ふれあいの道のコースからの富士山は樹林越しになるが、中沢山手前の展望台ではウレシイ展望が得られる。


コースを外れて稜線をたどって進むと富士山のよく見える所がある。

中沢峠の先２つ目のピークがコンピラ山。
東側が開けて明るい雰囲気だが、西側に見える富士山は樹枝越しになる。




大垂水峠に向かって次のピークが大洞山。

５３６ｍで南高尾山稜では一番高いが、片側の植林がすっかり大きくなって、暗い感じがする。



富士山は植林でほとんど見えないが、木々の隙間から何とか見えるところがあった。



津久井湖から大洞山まで３時間ほど。
往復６時間、ゴム長での楽しい雪道歩きだった。