静岡市。　JR東海道線 新幹線や国道１号 東名高速などの南側、駿河湾沿岸にかけて広がる丘陵地帯のなだらかな山頂あたりが日本平。


２０１８年１１月、山頂に新しく観光施設　日本平夢テラス　がオープンした。
八角形の三階建。　設計は今をときめく隈研吾設計事務所。



三階が展望フロア。　ガラス張りの内外から富士山駿河湾のパノラマ展望。
三階フロアから段差なく同じレベルで、後ろに立つ通信アンテナ鉄塔を囲む回廊デッキに出られる。
北から西にかけては静岡市を囲む山々、静岡市街が望める。




山頂広場（吟望台）　夢テラスが出来る以前は、ここが一番の富士山展望地。
展望回廊の途中から、ここもバリアフリーで出られる。（画像外れて 左側に夢テラス）



日本平に着いたとたんに雲が出始めて、ちょっとガッカリ　　（１２：５０）

この広場が日本平山頂となっているようだが、少し東側に３０７ｍ三角点の有度山がある。
パークウエイを清水側に少し下った所から、ヤブの中の有度山に登れるらしいので行ってみるつもりだったが、すっかり忘れて帰りはパークウエイを静岡市街側に下りてしまった。

霜山（１３０２ｍ）
三ツ峠山（1785ｍ）から南方向にくだる尾根の富士河口湖町と富士吉田市の境にある。


南側麓の新倉山浅間公園から登って尾根につきあたる分岐で富士吉田側が開ける。
以前、目前の灌木が伸びて富士山がよく見えなかったが、また伸びているが灌木は一度伐られたようで今は富士山がよく見える。　（11:15）
麓を包み込むように、稜線は東西に長く緩やかに伸びている。絶景！




このところ天気が良くなく、富士山では降雪があったようで、いい具合の白さに見える。

三角点標のある霜山山頂は、１００ｍほど河口湖寄りに登山コースからちょっと外れてあるが樹木で展望はない。


前回投稿（2月２４日）の日もここに来て、かなり霞んでパッとしなかった。灌木が邪魔にならず富士山が見えるのがわかったので、天気のいい日に再訪。

富士急行線下吉田駅の北側山腹に新倉山浅間（あらくらやませんげん）公園がある
。
麓の新倉富士浅間神社近くから、木花咲耶姫にちなんだ 咲くや姫階段３９８段を上ると赤い五重塔(忠霊塔)があり、周辺からは富士吉田の市街地を前景に富士山がよく見える。

忠霊塔から北へ山道を登って行くと５０分ほどで新倉山。平坦になったところに「新倉山山頂1180.2m」の小さな木札があるので山頂なのだろう。樹林の中で展望はない。

そこから５分ほど行くと丸っこいピーク。
真新しい道標の柱に御殿とある。地理院地図では１１８４m。

樹木が間引いてあり、富士山と新倉山を挟んで東側の倉見山 鹿留山あたりがよく見える。

左 新倉山の斜面で視界は遮られる。　市街地の右に富士急ハイランド。




来る途中 山中湖では快晴だったが、どんどん曇りカスミも強くなってきた。　(11:50)

さらに北に進んで４０分ほど、三ツ峠山からの尾根との分岐まで行ったが富士山はますます霞んでしまった。